Radio171を運営する特定非営利活動法人高槻ブロードキャストは、20年前の2004年に高槻市が地方自治体として初めて自治体が直接運営・監理するインターネット放送局として開設されました。
当時はまだ、インターネットの接続はADSLが主流。ガラケー(2G携帯電話)で、簡易なホームページや掲示板の閲覧しかできない時代。そのような中、インターネットを使ったラジオ放送を行い、一般の市民が簡単に情報発信ができる役割を担うため非営利組織で活動を続けてまいりました。
YouTubeなどSNSの普及とスマホの高性能化により、誰でも簡単に自宅から自らのチャンネルを持って情報発信ができる世の中となり、市民が集いコンテンツを制作する活動場所を必要としなくなりました。また新型コロナウィルスの流行によりオンライン化が加速。コロナ以降、活動場所を利用する人が、ほとんどいなくなり、維持費の負担が重く圧し掛かっております。
高槻市からの補助金が無くなって久しく、一般市民の会員皆様のご助力により、なんとか維持をしてまいりましたが、今年度に入りコンサート収録やライブ配信活動が少子化により激減。リアル活動拠点の維持費捻出が困難となるなか、個人の持ち出しによる理事役員の資金負担も大きくなり、今年度はさらに大幅な赤字となる見込みです。
このためリアル活動拠点にかかる維持費を大幅に削減する必要があり、バーチャル化を促進。ジョイフルとんだ駅前コミュニティールームの活用、YouTubeの収益化、大型サイネージビジョンを使って駅前通行人へのリアル放映を柱にしたNPO活動に注視し活動を継続してまいります。
代表電話についても、セールスや迷惑電話しかかかってこない為、廃止致します。外部からの問い合わせにつきましては、フォームやメッセンジャー等、費用が掛からない媒体のみとさせて頂きます。ご了承ください。